埼玉新聞

 

ショック…無職の男性、1560万円を失う 男から電話「高額な医療費を補填」…誤信してしまい23回も送金 さらにネットバンクの口座開設を促され、手続きする職員が詐欺に気付いて発覚

  • 【地図】さいたま市西区

    役所かたる特殊詐欺、1560万円被害=さいたま市西区

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 埼玉県警大宮西署は27日、さいたま市西区の無職男性(63)が特殊詐欺に遭い、現金約1560万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、5日午前10時ごろから複数回、男性方に区役所職員などを名乗る男から「高額な医療費の補填(ほてん)申請ができる」などと電話があり、誤信した男性は、同日から13日までの間、23回にわたり指定口座に現金を振り込んだ。

 男らからネットバンクの口座開設を促された男性が、金融機関に開設手続きを申し出たところ、職員が詐欺を疑い県警に通報した。
 

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