埼玉新聞

 

3千株のシャクヤクずらり、色鮮やかに来園者楽しませる 深谷のシャクヤク園、見頃は20日ごろまで

  • 色鮮やかに咲き誇るシャクヤク=深谷市荒川の「花園芍薬園」

 深谷市荒川の「花園芍薬(シャクヤク)園」で、シャクヤクが白や赤、ピンク色など色鮮やかな大輪を咲かせ、来園者を楽しませている。

 県内唯一のシャクヤク園で、面積は5千平方メートル。90品種3千株の花がずらりと並び、訪れた人たちを歓迎している。育てているのは、持田源次郎さん(70)。以前はシャクヤクの切り花を出荷していたが、休耕田を利用して現在の同園を作った。今季で開園23年目になる。

 シャクヤクは苗木を植えて3年目で咲き始め、10年を目安に植え替えもしている。今年は4月28日に開花し、大型連休明けに一気に咲き誇った。品種「ナイスギャル」と「ジョーカー」は初お目見え。これからは「藤娘」や「白雪」などが開花する。見頃は20日ごろまで。

 持田さんは「昨年より花数が多く、園内は花でにぎやかです」と話している。

 入園料は高校生以上が300円、小中学生が200円。開園時間は午前10時~午後6時まで。

 問い合わせは、同園(電話048・584・0346)へ。

ツイート シェア シェア