大宮で男性死亡…殺人の疑いで男3人を逮捕 他にも関与した男2人を公開手配 大宮の飲食店で経営する男性を暴行、殺害した疑い 5人は知人の関係 何らかのトラブルか
さいたま市大宮区の飲食店内で昨年12月、経営者の男性が死亡した事件で、県警は19日までに、殺人の疑いで、暴力団組長ら男3人を逮捕、送検した。県警は他にも関与した男2人を同容疑で逮捕状を取り公開手配し、大宮署に特別捜査班を設置した。
逮捕、送検されたのは加須市川口2丁目、指定暴力団住吉会傘下組織組長で無職の男(41)、さいたま市西区西遊馬、電気工の男(37)、神奈川県逗子市沼間5丁目、自称アルバイトの男(23)の3人。
逮捕、送検容疑は共謀し、昨年12月24日午前4時25分ごろから午前5時25分ごろまでの間、さいたま市大宮区宮町4丁目の飲食店で、同店を経営する男性=当時(55)=に対して殺意を持って暴行し、殺害した疑い。男性の死因は頸椎頸髄(けいついけいずい)損傷だった。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。
県警組織犯罪対策(組対)1課によると、無職の男は同日正午ごろ、「男性が意識ない」と119番。警察官が現場に駆け付ける前に逃走していたが、その後県警が任意で事情を聴いていた。防犯カメラの捜査や関係者への聴取などから犯行を特定した。
公開手配されたのは、さいたま市見沼区深作5丁目、会社員三田魁斗容疑者(24)と同市大宮区天沼町1丁目、飲食店経営市川晃慈容疑者(23)。5人はそれぞれ知人で、事件直前に5人のうちの一部が男性の店を訪れ、何らかのトラブルになったとみて、県警は経緯を調べている。
公開手配容疑者の情報は、大宮署特別捜査班(電話048・650・0110)へ。
■「しょうがないと思った」(以下、続報)
さいたま市大宮区の飲食店内で昨年12月24日、経営者の男性が殺害された事件で、県警大宮署特別捜査班は2月20日、殺人の疑いで公開手配していた、さいたま市見沼区深作5丁目、会社員の男(24)、同市大宮区天沼町1丁目、飲食店経営の男(23)を逮捕した。事件はこれまでに3人が殺人容疑で逮捕されており、関与した全員が逮捕された。
逮捕容疑は共謀し、昨年12月24日午前4時25分ごろから午前5時25分ごろまでの間、さいたま市大宮区宮町4丁目の飲食店で、店を経営する男性=当時(55)=に殺意を持って暴行し、殺害した疑い。男性の死因は頸椎頸髄(けいついけいずい)損傷だった。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。
2人は20日正午ごろ、岩槻署に出頭。「ニュースを見て出頭した」とし、飲食店経営の男は「これ以上逃げてもしょうがないと思った」と供述しているという。










