乗り上げた…女性死亡、車にはねられる 夕方の横断歩道で流血、見通し良い直線道路 通行人が通報、女性は身元判明 救護せず去った運転手を逮捕「人だと思わなかった」
2025/02/09/09:29
埼玉県警は8日、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで千葉県野田市七光台、自称アルバイトの男(44)を逮捕した。大宮東署によると、男は「乗り上げたが、人とは思わなかった」と容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は、7日午後5時43分ごろ、さいたま市見沼区東門前の市道で、横断歩道を横断していた近くに住む女性(87)をはね、頭部外傷などの傷害を負わせて現場で死亡させ、そのまま逃走した疑い。
目撃者の20代女性が110番通報し、防犯カメラの映像などから容疑者が浮上した。
■周辺にいた車のドラレコに映る(以下、初報記事)
7日午後5時45分ごろ、さいたま市見沼区東門前の市道で、通行人の女性から「高齢女性が頭から出血して倒れている」と110番があった。県警や救急隊が駆け付けると、60~80代の女性が路上に倒れており、その場で死亡が確認された。女性の負傷状況や当時周辺を走行していた車のドライブレコーダーなどから、大宮東署はひき逃げ事件と断定。逃走した乗用車の行方を追っている。
同署によると、現場は片側1車線で見通しの良い直線道路。女性は信号機がない横断歩道を渡っている最中にはねられたとみられ、乗用車は同市岩槻区方面へ逃走した。










