埼玉新聞

 

自首した女子大生、給付金詐欺の内情を明かす…会社役員の35歳女ら逮捕 飲食店経営者や無職男も

  • 川口署=川口市西青木

 川口署は18日、詐欺の疑いで男女4人を逮捕した。逮捕されたのは、東京都新宿区新宿6丁目、飲食店経営の男(34)と会社役員の女(35)、蓮田市桜台1丁目、無職の男(28)、東京都杉並区南荻窪3丁目、自称会社員の男(52)。

 逮捕容疑は川口市の女子大学生=当時(18)=と共謀の上、2020年7月14日~同8月11日、女子大学生を個人事業者と偽り、虚偽の内容で持続化給付金を申請。同12日に女子大学生の口座に現金100万円を振り込ませてだまし取った疑い。

 同署によると、20年11月4日に女子大学生が自首。女子大学生の供述や携帯電話の履歴などから4人が浮上した。女子大学生は4人から持続化給付金の勧誘を受けて、申請名義人になったという。同署は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。

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