埼玉新聞

 

<新型コロナ>感染警戒アラート出した後…市長ら71人で新年会 不急の外出、大勢の飲食自粛を求めていた

  • 久喜市役所=久喜市下早見

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、久喜市は警戒区域アラートが発信された11日に飲食を伴う賀詞交歓会を市内で開催していたことを明らかにした。18日の定例会見で梅田修一市長が答えた。

 市によると、賀詞交歓会は梅田市長が代表を務める発起人会が主催。酒類など飲食を伴う会席の形で行われた。市長や市職員、市内団体の代表者ら71人が参加。参加者に感染者は出ていないという。

 県は新型コロナの感染再拡大を踏まえ、10日夜に久喜市に警戒区域アラートを発信。不要不急の外出、大人数での長時間の飲食自粛などを求めていた。

 市は賀詞交歓会開催に当たり、1テーブル4人に制限するなど、感染対策を徹底したと説明。梅田市長は会見で「感染防止対策を徹底し、ルールにのっとって開催した。アラートが出ていることも事前に踏まえ状況判断した」と述べた。

ツイート シェア シェア