埼玉新聞

 

不審な口座からの引き出し…金融機関が連絡も手渡した後だった 70歳女性、現金730万円被害/さいたま

  • 架空料金請求詐欺で730万円被害=さいたま市西区

 大宮西署は2日、さいたま市西区の無職女性(70)が現金730万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、11月8日午前10時ごろから数回、女性方に国民生活センター職員などを名乗る男から「不正な取り引きが判明し、裁判になる」などと電話があった。女性は、13日午前11時50分ごろ、女性方に訪れた裁判所職員を名乗る女に730万円を手渡した。

 後日、金融機関が女性の口座から複数回引き出されていることを不審に思い、女性に連絡。女性が17日に金融機関に相談してだまされたことに気付いた。

 女は20代で身長約165センチ。黒いスーツ、白いブラウス姿だった。

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