2020年1月5日(日)

「住みやすい」過去最高値の84・4% さいたま市が市民意識調査 10区別に差、トップは中央区

さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は2019年度の市民意識調査の結果を発表した。「ずっと住み続けたい」「当分の間住み続けたい」の定住意向は昨年度より0・1%増え86・2%、「住みやすい」「どちらかといえば住みやすい」と回答した市民は0・2%上がり84・4%で、ともに調査開始以来、過去最高値となった。

 一方で、10区別の「住みやすさ」調査では、トップの中央区(91・2%)と最下位の岩槻区(72・3%)の差は18・9ポイントの開きがあった。

 調査は07年度から毎年実施している。今年度は6月に、市内在住18歳以上の男女5千人(在住者)と、市外から市内に通勤する18歳以上の男女2千人(在勤者)を対象に、郵送で行った。有効回収数は在住者が2552(51%)で、在勤者が587(29・4%)だった。

 区ごとでみた「住みやすさ」の上位は(1)中央区(91・2%)(2)浦和区(90・7%)(3)南区(89・7%)。下位は(1)岩槻区(72・3%)(2)西区(74・5%)(3)桜区(75・9%)と、地域により差がある。

■高齢者福祉充実が最多

 今後、市に力を入れてほしい施策としては「高齢者福祉」(44・8%)が最多。「道路の整備・バス輸送サービスの充実」(33・2%)、「子育て支援の充実」(30・7%)が3年連続でベスト3を占めた。

 市への希望に対しては、「高齢者が暮らしやすく」(31・3%)、「医療が充実」(28・8%)、「災害に強く、治安がよりよく」(24・9%)の3項目が上位となった。

 在勤者を対象に、市内で立ち寄る場所は「大宮駅周辺」(71・7%)が、「さいたま新都心周辺」(23・7%)、「浦和駅周辺」(20・3%)と比べて突出して多く、目的は「買い物」「飲食」がともに7割近くを占めた。

 市は20年までに市民満足度(住みやすい)90%以上を目指す「CS90運動」を推進している。清水勇人市長は「高いハードルであることは認識しているが、市民と企業、団体がワンチームとなって、1%でも向上できるよう全庁挙げて挑戦していきたい」と決意を述べた。

 調査結果は市内図書館や各区役所の情報公開コーナーで閲覧が可能。市ホームページでも公開している。

 問い合わせは、市広聴課(電話048・829・1931)へ。

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