2019年6月15日(土)

埼玉県産米100%使用、「埼たマッコリ」焼肉店で提供 オール埼玉にこだわり、マッコリ開発

「埼たマッコリ」を手にする中井利花社長=さいたま市大宮区の大宮苑

 県内で焼肉店2店舗を展開するウィロー・トレーディング(さいたま市岩槻区)は、県産米を100%使用したマッコリ「埼たマッコリ」を開発し、大宮苑(同市大宮区)と牛ノ里(川口市)で4月から提供を始めた。中井利花社長(45)は「味と衛生面だけでなく、オール埼玉産にこだわったマッコリ。安心しておいしく飲んでいただける。ボトル販売もしているので、埼玉のおみやげにもしてほしい」と話している。

 店ではこれまで別メーカーのマッコリを置いていたが、「なかなか気にいった味がない。ならば、もっとおいしい理想の味のマッコリを作れないか」と思い立った。相談した武蔵野銀行(さいたま市大宮区)の紹介で、清酒のほかリキュールなど多彩な酒類製造で定評のある麻原酒造(毛呂山町)とコラボすることが決まり、昨年9月から商品開発と製品化を進めてきた。

 「埼たマッコリ」は県産米を100%使用。適度な甘みとほどよい酸味、すっきりした後味で、焼き肉や料理によく合う。ホログラムを施した斬新なラベルは、埼玉県出身のデザイナーが担当。ネーミングをしたのは、今回の製品開発を支えてきた中井社長の兄で、会社経営の柳文成社長(49)。「食を通じて人や地域が触れあい、深く関われるように」との願いを込めた。

 「オール埼玉にこだわった、納得のいくものができた」と中井社長は満足げだ。店ではグラス500円(税別)、ボトル(720ミリリットル)2150円(同)で提供。ボトル購入もできる。お客からの評判も上々で、注文も多いという。「この商品を新たな埼玉の名産品にしたい」と力を込めた。

購読申し込み 携帯サイト