埼玉新聞

 

おいしいパイ、何度もおかわり 埼玉・川口に中国料理振舞う子ども食堂、高齢者と外国系住人の交流も目指す

  • 世界料理厨房の料理を味わう食堂の利用者ら=1月、川口市

 高齢の日本人住人と若い外国人世帯との二極化が進む川口市芝園町のUR機構・芝園団地(2454戸)では夏祭りや交流会を通じ、自治会や学生グループなどが多文化共生や多世代交流に取り組んでいる。今年はURと川口こども食堂が協力し、子どもの居場所づくりと住人同士の交流促進を目指す新たな子ども食堂「世界料理厨房(ちゅうぼう)」をオープン。1月の初回は中国東北地方名物のパイや日本の煮物、3月12日の第2回は中国の麺料理と日本の太巻きが振舞われ、世代や国籍を超えた共存の輪が広がりつつある。

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