埼玉新聞

 

試写は年間300本 埼玉・川越だから残った映画館…川越スカラ座、番組編成は最初から最後まで観て選ぶ

  • 映写室で上映の準備をする飯島千鶴さん=川越市元町の川越スカラ座

 路地裏を進むと、昭和の時代に迷い込んだような映画館がたたずむ。1905(明治38)年に開業した寄席「一力亭」が起源の「川越スカラ座」だ。川越市元町で1世紀以上にわたって、文化を発信してきた。現在、映画館を運営するNPO法人プレイグラウンドの副代表理事飯島千鶴さん(48)は、番組編成とイベントを担当している。

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