埼玉新聞

 

自殺も考えた男性、奴隷扱いされ夜逃げ…困窮の闇 NPOに救われ、生活保護から卒業「SOSの現場見て」

  • 小原秀之さんは約9カ月、ほっとプラスのシェルターで暮らし、生活を立て直した=さいたま市見沼区風渡野

 生活困窮者を支援しているNPO法人「ほっとプラス」(さいたま市見沼区)で、小原秀之さん(47)は今年3月から生活相談員を務めている。長期化するコロナ禍で、失業や家賃を払えないとの相談が増加しているという。小原さんは自身の体験に重ねながら、「政治は困っている人に目を向けてほしい」と訴えた。

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