2021年9月10日(金)

埼玉武蔵、BCリーグ東地区で初優勝 7年目の悲願 原動力の由規、「武蔵ロケッツ」など全員かみ合う

初優勝に貢献したエースの由規(埼玉武蔵提供)

 野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの埼玉武蔵は9日、東地区の初優勝を決めた。同日に神奈川フューチャードリームスとのダブルヘッダーが降雨により中止。振替試合の調整が困難となり、全日程を消化することができなくなった。勝率で2位の栃木ゴールデンブレーブスを上回る埼玉武蔵の1位が確定した。今季59試合で33勝5分21敗、勝率は6割1分1厘(9日現在)。

 就任4年目でチームに初めての栄冠をもたらした角晃多監督兼GMは、球団を通じ「選手が自らのパフォーマンスを最大限発揮し続けてくれたことを、誇りに思います。選手をサポートし続けてくれたコーチ陣、スタッフにとても感謝しています」とコメントした。チーム代表を務める山崎寿樹CEOは「我々らしいチームづくりができ、特長を出すことができた。新戦力とベテラン選手がかみ合った」と喜んだ。

 今季はチーム強化の目玉として、NPBのヤクルトなどで活躍した投手の(佐藤)由規を補強。期待の右腕は、東地区で最多の8勝を挙げ優勝の原動力となった。「全ての方の力で勝ち取った優勝。シーズン最後の最後まで全力で腕を振っていきたい」と由規。埼玉武蔵は機動力野球が躍進を支えた。俊足の金城、大堀、樋口、押川の4人は「武蔵ロケッツ」と名付けられ、リーグ最多の162盗塁を記録しているチームの象徴になった。

 2015年にBCリーグ参入して7年目での悲願達成。主将としてチームをけん引した宮之原は「このメンバーで野球ができていることに改めて感謝。まだまだ強くなります」と実感を込めた。埼玉武蔵は、18日に始まる4チームでのプレーオフに出場し、リーグ王者を目指す。

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