2020年12月30日(水)

鬼滅の刃描いた力作も らき☆すたの久喜・鷲宮神社で絵馬をお焚き上げ アニメファンらがボランティア作業

今年1年分の絵馬を取り外すアニメファンたち=久喜市鷲宮の鷲宮神社

 アニメ「らき☆すた」の舞台として知られる埼玉県久喜市の鷲宮神社で20日、奉納された絵馬を取り外し、願いを神様に届けるお焚(た)き上げの作業が行われた。町を訪れるアニメファンがこの時期に行う恒例の作業で、今年も有志4人が1時間半ほどかけて、段ボール4箱分の絵馬を焚き上げた。

 ファンによるお焚き上げのボランティアが最初に行われたのは、アニメが放送された翌年の2008年。以後毎年神社側に問い合わせ、クリスマスが近付く頃に作業を行ってきた。硬く絡まり合ったひもをはさみで解く作業も、今では手馴れた様子だ。

 作業を担当した加須市の小倉亮さん(35)によると、今年はコロナの影響か、普段より数は少な目とのこと。それでも合格やコロナ収束祈願のほか、今年は中止となったコミケの復活祈願、はやりの鬼滅の刃のキャラを描いた力作など、世相を反映した絵馬も目立った。

 コロナの流行で恒例の初売りの中止が決まった鷲宮神社だが、絵馬掛け場の年越し準備は完了。2年前に倒壊した鳥居の再建プロジェクトも動き出した。「まだまだ先行き不透明なご時世ですが、来年は明るい年になれば」。小倉さんの語る横では、作業中に新しく掛けられた合格祈願の絵馬が揺れていた。

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