2020年8月11日(火)

銃で撃ち抜かれる仲間、炎を浴びる人々…戦後75年 羽生の男性、東京大空襲を語る 記憶に残る黒焦げ死体

東部10部隊に配属されたころの田沼杵太郎さん
戦争体験の授業を行い、新郷第一小学校の生徒にもらったお礼の色紙を手にする田沼杵太郎さん=羽生市の自宅

 「B29爆撃機が上空約1万メートルから計36本に束ねた焼夷弾(しょういだん)を落下。上空約700メートルで分解され、散らばった無数の子爆弾が家屋に突き刺さり、瞬く間に炎が上がった」。羽生市の田沼杵太郎さん(96)は、東京を襲った空襲の中で最も被害が大きかった1945年3月10日の東京大空襲の惨状を目の当たりにした。地元の小学生に戦争体験を伝えており、「命のある限り、戦争の恐ろしさを伝えていく」と力を込める。

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