2020年5月17日(日)

<新型コロナ>みんなで手洗い…料金が心配 川口市、9月から水道料金値上げ 市民団体、再検討を要望

水道料金値上げ反対で記者会見する生田功子さん(中央)ら=15日、川口記者クラブ

 川口市が9月1日から水道料金を平均25・01%値上げすることについて、市民団体「水道料金値上げに反対する川口市民の会」の生田功子共同代表らが15日、市上下水道局で橋口純一管理者と面談し、値上げ反対の8733人分の署名簿を提出し、値上げの再検討を要望した。

 署名は4月4日からスタート、現在も集めている。生田さんらは同時に奥ノ木信夫市長宛ての「水道料金値上げ中止のお願い」とする要望書を手渡した。

 要望書には、3人の子を育てる6人家族の母親の声として「今、水道料金は1万7千円。コロナ感染対策でみんな何度も手を洗うので、料金が心配。なのに、値上げなんて。市民の暮らしに目を向けてほしい」と悲痛な声を紹介。

 ほかに、トイレの水を1日2回に節約している年金暮らしの高齢者の声や、毎日の風呂を1日おきにした高齢者夫婦の声など、市民の声を紹介、値上げ中止を訴えた。

 要望書は「(コロナ対策のため)こまめで入念な手洗いに、安心して水道が使えるよう、水道料金についても市長のご英断を心よりお願いする」と訴えてている。

 同日、記者会見した生田さんは「値上げの根拠について、市は受益者負担だと言うけれどそれはおかしいと思う。私たちは水道料金は使った分を支払います。しかし、水道管など基礎工事の部分まで市民に負担させることには納得できない」と話し、今後も反対運動に取り組むという。

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