2020年3月1日(日)

JR蕨駅、ホームドアの運用開始 17年に転落事故、ホーム狭く不安…利用者ら「設置されて良かった」

JR蕨駅に設置されたホームドア=29日午前、JR蕨駅

 2017年に蕨市のJR蕨駅で発生した転落事故を受け、同駅にホームドアが設置され、29日から運用が開始された。

 設置されたのは、ドア形状をフレーム構造にすることで従来のものより軽量化した「スマートホームドア」。同駅の京浜東北線のホームに設置された。

 娘(6)の習い事に行くために電車を利用しているという40代の会社員女性は、「ホームが狭く、子どもが飛び出しそうになることもあったので不安だった」と話す。利用の際はいつも注意していたというが、「ホームドアがあると安心できる。設置されて良かった」と娘と電車に乗り込んだ。

 休日に電車を利用する造園業を営む平川直治さん(75)は、「数年前にも蕨駅でホームからの転落事故があった。あった方が安心で安全」と話した。

 蕨駅では17年1月、盲導犬を連れた視覚障害者の男性がホームから転落、死亡する事故が発生。JR東日本は国や県、蕨市などと協力してホームドアの設置工事を進めてきた。

 20年度末にはJR与野駅にもスマートホームドアが設置される予定。

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