2019年2月22日(金)

スリル満点のつり橋も 体験型観光施設「秩父ジオグラビティパーク」がプレオープン 大自然を満喫

デモンストレーションでキャニオンウオークを体験する参加者=21日午前、秩父市荒川白久の秩父鉄道三峰口駅周辺

 秩父市荒川白久の秩父鉄道三峰口駅周辺で、荒川の渓谷を使用してアクティビティスポーツが楽しめる体験型観光施設「秩父ジオグラビティパーク」が21日にプレオープンした。

 旧白川橋の橋脚を使用し、ハーネス(安全帯)を付けてつり橋を渡る「キャニオンウオーク」や、渓谷に張ったケーブルを滑車で滑り降りる「キャニオンフライ」でスリルを味わいながら、荒川渓谷の大自然が満喫できる。

 運営会社は昨年7月に同市荒川贄川に設立したジオグラビティパーク秩父。市と同10月に施設使用契約を締結し、同12月にはキャニオンウオークで荒川上空に架設するつり橋などの施工について、市が県の河川占用許可を受け、今年1月から工事を実施した。

 プレオープン期間中は見学は可能だが、キャニオンウオークとキャニオンフライの利用対象者は事業関係者や招待者のみ。正式オープンは3月中旬から下旬を目指している。ゴールデンウイーク前には、設置したプラットフォームから荒川渓谷を落下しながら、大きなブランコのようにスイングする「キャニオンスイング」もオープンを見込む。

 この日は同社に加え、昨年6月に設立された、市を中心に県や地元町会、観光協会、商工会、秩父鉄道などで構成される「市三峰口駅周辺荒川利用調整協議会」の関係者らが集まり、安全祈願祭を実施。その後、デモンストレーションも行われ、久喜邦康市長や持田末広副市長、市職員らがキャニオンウオークやキャニオンフライを体験した。

 キャニオンウオークは中央部分の高さが約54メートルで、長さは約100メートル。足場は幅が約65センチで、地元産のスギ板が約30センチ間隔で置かれる。参加者たちは恐る恐る一歩を踏み出し、徐々に慣れてくると、景色を味わいながら対岸まで渡っていった。

 キャニオンフライでは、両手を広げて笑顔を見せつつ、大自然を生かしたスリルあふれるアクティビティを楽しんだ。

 キャニオンウオークやキャニオンフライの1回の往復料金は3千円。今秋から来年にかけては、長さ約450メートルのワイヤを使ったアクティビティのほか、白川橋の耐震化工事完了後には高さ約70メートルのバンジージャンプ場も整備する予定だという。

 国内外でバンジージャンプなどのアクティビティスポーツの運営に携わってきた同社のデビット・スコット社長(51)は「安全でけがをすることもない。お客さんがトライして楽しみ、盛り上がったらうれしい」と話していた。

 問い合わせは、同社(電話050・5305・6176)へ。

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