埼玉新聞

 

<新型コロナ>製造工場で感染広がる…2人が陽性、計17人に 埼玉で50代女性ら2人死亡、25人感染

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは8日、新型コロナウイルスに感染していた50代と70代の女性2人が死亡、新たに25人の感染を確認したと発表した。感染者数が30人を下回ったのは昨年11月2日の26人以来、約11カ月ぶり。44日間連続で前週同曜日を下回った。新規感染者の内訳は県発表が13人、さいたま市3人、川口市2人、川越市2人、越谷市5人。

 これまでに確認された感染者は11万5174人(チャーター便帰国者含む)、死者は1014人(8日午後6時現在)。

 8日午後9時時点の重症者は35人、感染者の入院は268人、ホテル療養174人、自宅療養154人。退院・療養終了は11万3392人。

 県によると、県管轄で死亡したのは50代と70代の女性2人。8日に感染の詳細が判明したのは前日午後分を含め未就学児~80代の男女29人。複数人の感染が確認されている県内の製造工場では30代と40代の外国籍男性2人が感染し計17人に上った。また、40代の男性はワクチンを2回接種済みだった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは40代女性、60代男女の3人。60代の2人はいずれも中等症で入院中。

 川口市によると、感染が判明したのは10代の男子中学生と50代の女性の2人。いずれも重症ではない。

 川越市によると、感染が判明したのは20~80代の男女2人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10~80代の男女5人。

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