埼玉新聞

 

<新型コロナ>クラスターの保育施設で計17人に 埼玉で40代2人死亡、142人感染 会食やBBQでも

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは24日、新型コロナウイルスに感染していた40~70代の4人が死亡、新たに142人の感染を確認したと発表した。7日連続で300人を下回った。新規感染者の内訳は県発表が84人、さいたま市20人、川口市25人、川越市4人、越谷市9人。

 これまでに確認された感染者は11万3905人(チャーター便帰国者含む)、死者は993人(24日午後6時現在)。

 24日夜時点の重症者は78人、感染者の入院は695人、宿泊療養408人、自宅療養1464人。退院・療養終了は10万9751人。

 県によると、県管轄では40~70代男女4人が死亡した。40代男性2人はワクチンの接種を受けておらず、70代男性はワクチン2回接種済みだった。県管轄では8月以降でワクチン2回接種済みの11人が死亡しているという。感染の詳細が判明したのは前日午後判明分を含め、未就学児~70代の男女90人。県内幼児施設で職員や未就学児4人が感染した。県内建設会社で、同じ寮に住む外国籍の20代男性3人が感染した。会食で10代男性1人、バーベキューで20代男性1人が感染した。ワクチン2回接種済みは20~70代の男女7人だった。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10歳未満~60代の男女20人。クラスター(感染者集団)関連では、南区の認可外保育施設で、保育士1人、園児3人が感染し、計17人。市内高校で生徒1人が感染し、計14人となった。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女25人。市立小学校で違う学年の児童2人の陽性が分かり、24日は2クラスを学級閉鎖する。

 川越市によると、感染が判明したのは10~30代の男女4人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女9人。

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