埼玉新聞

 

<新型コロナ>高校でクラスター発生、生徒13人が…埼玉239人感染、50代死亡 ワクチン済み11人も

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは23日、新型コロナウイルスに感染していた50~70代の男性4人が死亡、新たに239人の感染を確認したと発表した。木曜日で300人以下は7月8日ぶり。新規感染者の内訳は県発表が127人、さいたま市50人、川口市32人、川越市6人、越谷市24人。

 これまでに確認された感染者は11万3763人(チャーター便帰国者含む)、死者は989人(23日午後6時現在)。

 23日夜時点の重症者は82人、感染者の入院は729人、宿泊療養441人、自宅療養1647人。退院・療養終了は10万9207人。

 県によると、県管轄では60、70代男性2人が死亡した。感染の詳細が判明したのは前日午後判明分を含め、未就学児~80代の男女120人。会食で50代女性1人が感染し、ワクチン2回接種済みでは40~70代の男女11人だった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女50人。このうち重症1人、中等症1人。市内の高校の部活動の寮に住む男子生徒13人の感染が判明し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。オンライン授業を実施していたため、生徒らは登校していなかったという。

 川口市によると、70代の男性1人が16日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~70代の男女32人。

 川越市によると、感染が判明したのは10~40代の男女6人。

 越谷市によると、50代の男性1人が22日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満~80代の男女24人。

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