埼玉新聞

 

別の乳児の遺体、実家にも遺棄した疑い 自宅に乳児の遺体遺棄した女を再逮捕 実家の家族は知らず/県警

  • 実家にも乳児遺棄容疑=春日部市

 川越市の自宅に乳児の遺体を遺棄したとして女が逮捕された事件で、県警捜査1課と川越署の特別捜査班は22日、春日部市の実家にも別の乳児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄の疑いで、川越市大塚、無職の女(26)を再逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。

 再逮捕容疑は、いずれかの日時から今月7日ごろまでの間、春日部市大場の民家の屋根裏部屋に乳児の遺体1体を遺棄した疑い。

 同課によると、遺体は女の実子とみられ、2018年3月下旬ごろに別の場所で出産し、死亡した可能性があるという。その後、今月までの3年以内の間に実家の屋根裏部屋に運んで遺棄したとみられる。死因や性別は不詳。

 県警は2日、川越市の自宅に男の乳児の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で、女を逮捕。その後の調べで、女が実家に別の乳児の遺体を遺棄したなどと供述したことから、県警が捜索したところ、7日午前11時18分ごろ、屋根裏部屋で遺体を発見した。実家には家族が住んでいたが、遺体については知らなかったとみられる。

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