埼玉新聞

 

<新型コロナ>高校運動部で計12人に拡大…埼玉155人感染3人死亡 20代最多 ワクチン済み10人も

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは20日、新型コロナウイルスに感染していた3人の死亡と新たに155人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が101人、さいたま市14人、川口市19人、川越市8人、越谷市13人。

 1日の感染者が200人を下回るのは、199人だった7月19日以来、63日ぶり。また、26日連続で前週同曜日を下回り、251人だった前週月曜日から96人減った。

 これまでに確認された感染者は11万3212人(チャーター便帰国者含む)、死者は975人(20日午後7時現在)。

 20日午後9時時点の重症者は92人、感染者の入院は837人、ホテル療養601人、自宅療養2407人、退院・療養終了は10万7550人。

 県によると県管轄で詳細が判明したのは、前日午後分を含め未就学児~80代の男女102人。年代別で最も多いのは20代24人(23・5%)で、以下、30代22人(21・5%)、40代と50代が各12人(各11・7%)と続いた。ワクチンを2回接種した20代から80代の男女10人の感染も確認されたが、いずれも重症化していないという。

 さいたま市によると、80~90代女性3人が死亡した。市内の死者は累計144人。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女14人。市内高校では同じ運動部で寮生活の2人が感染し、同部の陽性者は計12人となった。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女19人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女13人。

 川越市は20日、10代~80代の男性2人、女性6人の計8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち4人は家族らに陽性者、4人は感染経路不明。

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