埼玉新聞

 

幸福追求のマンション、クリニックが24時間健康相談も 中央住宅など新住宅ブランド「CANVAS」発表

  • 来年11月に竣工予定の「CANVAS南大沢」(中央住宅提供)

 総合住宅メーカーのポラスグループで分譲住宅販売や不動産事業を手掛ける中央住宅(越谷市)などは14日、東京都内で新たな住宅ブランド「CANVAS」に関する発表会を開いた。

 「CANVAS」は、中央住宅と総合建設業のファーストコーポレーション(東京都杉並区)、総合不動産業の中央日本土地建物(同千代田区)との共同事業。住民の健康状態が身体的にも精神的にもバランス良く調和が取れていることを意味する「ウェルビーイング」をブランドコンセプトに、住宅に加えて豊かな暮らしを実現するための多様なサービスを提供する。

 ブランド第1弾として来年11月にも、東京都八王子市内に分譲マンション「CANVAS南大沢」を竣工(しゅんこう)させる予定。同所には健康、介護支援としてケアサービスやフィットネススタジオだけでなく、地元農家の野菜が楽しめるレストランなど併設。さらに三鷹市の内科クリニックと連携し、24時間健康相談ができる仕組みを整えた。

 以降も県内を含む南関東圏を中心に、年間2棟程度を目標に住宅の整備を進める予定だという。

 中央住宅の品川典久代表取締役社長は「3社で協力して、住宅の販売だけでなく、その地域住民の幸福を追求していきたい」と意気込んだ。

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