埼玉新聞

 

鮮やかな紫のトンネル 長瀞のツツジ園が開園 サクラとツツジが競演 今週末ごろから見頃に

  • ミツバツツジが咲き、紫色のトンネルが楽しめる=9日、長瀞町井戸の岩根山ツツジ園

 長瀞町井戸の岩根山ツツジ園が7日から開園し、色鮮やかな紫色のトンネルが訪れた人々を楽しませている。

 岩根神社の境内にある同園はミツバツツジとヤマツツジが千株ずつ植えられている。ツツジは1902(明治35)年ごろから、同神社の宮司だった礒部染吉さんが多くの歳月と費用を投じて整備してきたもの。現在は孫の礒部水穂さん(71)が同園を管理している。

 水穂さんによると、例年は4月1日に開園しているが、今年は開花が遅れたため、1週間遅く開園した。現在はソメイヨシノも咲いており、サクラとツツジの競演も楽しめる。

 水穂さんは「今年は例年より遅いので、今週末ごろから見頃になる」と話していた。

 時間は午前8時から午後5時まで。アクセスは秩父鉄道野上駅から徒歩60分。駐車料金500円、入園料千円。

 問い合わせは、同園(電話0494・66・4360)へ。

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