埼玉新聞

 

<高校バレー>男子・埼玉栄、松本国際に逆転負け 女子・細田学園、前回覇者・金蘭会に圧倒され2回戦敗退

  • 男子2回戦 松本国際―埼玉栄 第1セット、埼玉栄の元田(5)がブロックを決める。右は黒木

  • 女子2回戦 金蘭会―細田学園 第2セット、相手のスパイクが決まり得点を奪われる細田学園

 バレーボールの全日本高校選手権第2日は6日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで2回戦が行われ、男子の埼玉栄は松本国際(長野)に1―2と逆転負けし、初戦敗退。前日に1回戦を勝った女子の細田学園も金蘭会(大阪)に0―2で敗れた。

■ミス響き、逆転負け

 埼玉栄は第2セット終盤のミスが響き、松本国際に逆転負けした。

 第1セットは速攻とブロックが機能して25―18で先取したものの、第2セットは21―21からミスが絡んで4連続失点。2年生砂川の連続得点などで先行した第3セットも13―13からブロックが乱れてリードを奪われたりと、ジャンプ力のある松本国際・柳田を最後まで止められなかった。

■ストレート負け

 細田学園は前回大会覇者の金蘭会にストレート負けを喫した。

 相手の球筋を確かめながらの戦いとなった第1セットはレシーブが拾えず、フェイントでスペースを突かれる失点も多く一方的な展開に。金蘭会の試合運びに対応し始めた第2セットは、12―15から3連続得点で追い付く粘りを見せたものの、最後まで緩急巧みな攻撃に圧倒された。

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