埼玉新聞

 

そごう大宮店、北海道の朝どりスイートコーン販売 北海道新幹線で埼玉・大宮駅などに直送 15日まで

  • 特設会場でミルキースイーツを買い求める来店客=13日、大宮区桜木町のそごう大宮店

 トキタ種苗(さいたま市見沼区、時田巌社長)は13日、JA新はこだて、JR北海道と協力して、糖度20度を超える甘さとジューシーさで定評のあるスイートコーン「ミルキースイーツ」の朝どり青果を新函館北斗駅始発の北海道新幹線で東京駅と大宮駅に運び、大丸東京店とそごう大宮店の特設売り場で販売する。

 スイートコーンは収穫直後から食味が落ちていくと言われており、一般的な流通経路では、店頭に並ぶまで3日程度かかることもある。今回の試みは、今までは産地の一部でしか楽しめなかった採れたてのおいしさを首都圏に届けるため企画された。

 そごう大宮店では北海道の生産地で午前4時に収穫されたミルキースイーツ約200本が駅から台車で運ばれ、2階に設けられた特設会場で埼玉県産の野菜と共に販売された。

 時田社長は「今年は北海道で雨が少なく、粒は小さいが甘みが増している。新鮮なミルキースイーツのおいしさをたくさんの人に味わってもらいたい」と話していた。

 ミルキースイーツの販売は15日まで。午後1時から4時に販売する。

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