埼玉新聞

 

<新型コロナ>複数人でキャンプ、クラブ…埼玉1166人感染、生徒教諭も 40代死亡、自宅療養中に急変

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは10日、新型コロナウイルスに感染していた40、50代男性2人が死亡、新たに1166人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が907人、さいたま市79人、川口市100人、川越市15人、越谷市65人。

 これまでに確認された感染者は6万8448人(チャーター便帰国者含む)、死者は857人(10日午後6時現在)。

 9日午後9時時点の重症者は91人、感染者の入院は1058人、宿泊療養567人、自宅療養1万657人。退院・療養終了は5万900人。

 県によると、県管轄では40、50代男性2人が死亡した。40代男性は自宅療養中に容体が急変し、県内医療機関へ搬送されていた。前日午後分を含め、感染の詳細が判明したのは未就学児~80代の男女923人。クラスター(感染者集団)関連では、県内障害者福祉施設で30~40代男女の入所者5人が感染し、計25人になった。県内の小中高校で同じ部活に所属する10代男女10人が感染した。会食では10~70代の男女25人が感染したとみられている。8月上旬に5人でキャンプをした20代男性が1人、6人で都内のクラブを訪れた20代男性1人が感染した。県教育局によると、県立学校4校で20~60代男女の教職員4人が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~80代の男女79人。中等症は2人。年代別では20代27人、30代14人で半数を占めた。20、30代女性3人は市内保育園の職員。同園はこれで計4人の陽性が判明した。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女100人。

 川越市によると、感染が判明したのは20~80代の男女15人。市内在住者11人のうち、6人は家族、職場などに陽性者、5人は感染経路不明。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満の未就学児~60代の男女65人。

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