埼玉新聞

 

<新型コロナ>さいたま市、65~69歳ワクチン接種の予約開始 特設会場が予約1割にとどまり前倒し

  • さいたま市、新型コロナワクチン予約開始を前倒し

 さいたま市は16日、新型コロナウイルスワクチンの特設の集団接種会場の予約について、65~69歳の予約開始を21日午前10時から18日午前9時に前倒ししたと発表した。2カ所の会場の予約件数が約1割にとどまっていることから、前倒しを決めた。各医療機関の個別接種と区役所など集団接種の予約は、予定通り21日午前9時開始となる。

 市は市営桜木駐車場(大宮区桜木町3丁目)で21日から一日に約1500人、浦和競馬場第1駐車場(南区太田窪5丁目)で29日から一日に約千人を接種する予定だった。70歳以上を対象に14日から予約を開始したが、16日正午時点で、全体の約1割にとどまっているという。

 桜木駐車場では7月上旬までの予約分で、初日の6月21日が8~9割の予約、2日目の22日が4~5割、3日目以降は減少傾向が続いている。夕方の時間帯がより多くの空きがあり、浦和競馬場も同じ傾向だという。

 市新型コロナウイルスワクチン対策室は「予約開始日時を早めることで、接種の枠を有効に使いたい」と予約を呼び掛けている。

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