埼玉新聞

 

<新型コロナ>いつ爆発的感染に…埼玉のまん延防止措置、6月20日まで延長 知事「予断許さない」

  • 大野元裕知事

 大野元裕知事は28日、県内に出されていたまん延防止等重点措置期間が6月20日まで延長されたことを受け、記者団に「可能な限り感染者数を下げ、長きにわたる措置をこの期間内で終わらせたい」と話した。

 県内では5月31日まで、新型コロナ特措法に基づく同措置により、さいたま市や川口市など15市町を措置区域とし、飲食店などでの酒類提供自粛など感染拡大防止策が講じられてきた。延長に伴い、新たに措置区域内の映画館に対し、営業時間を午後9時までとするよう要請するなど、引き続き感染防止策を進める。

 知事は現在の県内の感染状況について「新規陽性者の増加ペースはこれまでよりも下がっているが、いまだ高止まりが続く。変異株の分からない点も多く、いつ爆発的感染に結びつくか予断を許さない」と引き締めた。

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