埼玉新聞

 

<新型コロナ>陽性友人とバーベキューの男性感染 埼玉で185人感染、高齢者施設や医療機関でも拡大続く

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに185人確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が135人、さいたま市27人、川口市9人、川越市6人、越谷市8人。

 これまでに確認された感染者は3万8710人(チャーター便帰国者含む)、死者は746人(4日午後7時現在)。

 3日午後9時時点の重症者は38人、感染者の入院は662人、ホテル療養370人、自宅療養835人。退院・療養終了は3万5423人。

 県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女111人。県内の高齢者福祉施設で新たに陽性者が1人確認され、同施設の感染者は計10人となった。会食関係では飲食店の利用客ら2人が感染した。クラスター(感染者集団)関連では、県内の医療機関1カ所で新たに職員1人の陽性が判明し、感染者は計15人となった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女27人。うち80代の女性1人が中等症となっている。10代の女子生徒は、市外の中学校の同じクラスに陽性者がいた。20代男性は4月下旬、一緒に屋外でバーベキューをした市外の友人男性が陽性となっていた。

 川口市によると、感染が判明したのは10~80代の男女9人。80代男性は同居家族に陽性者がいた。

 越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満~50代の男女8人。うち10歳未満の女子児童ら3人が家庭内で感染した。

 川越市によると、20~80代の男女6人の感染が確認された。うち4人は施設や家族に陽性者がいた。

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