埼玉新聞

 

自転車の男性死亡…前方の左折車に巻き込まれる 夕方の交差点、信号機や横断歩道なし 運転手の会社員27歳、帰宅中の逮捕 男性も買い物帰り、病院に運ばれ1時間半後に息を引き取る

  • 【地図】熊谷市

    貨物車にはねられ、自転車の男性が死亡=熊谷市

  • 【地図】熊谷市

 22日午後5時55分ごろ、熊谷市桜町1丁目の県道太田熊谷線で、自転車に乗っていた同市柿沼、無職の男性(77)が普通貨物自動車にはねられた。男性は病院に運ばれたが、頭を強く打つなどして約1時間半後に死亡。熊谷署は同日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で、自動車を運転していた同市下奈良、会社員の男(27)を現行犯逮捕した。

 同署によると、現場は片側1車線で、信号機や横断歩道のない丁字路交差点。仕事からの帰宅途中だった男の自動車が、県道を南から北西方向へ走行中、交差点を一方通行の道路に左折して進入しようとしたところ、左後方から走ってきた男性の自転車と衝突したという。男性は、買い物帰りだったとみられる。

 男は容疑を認め、「自転車とぶつかってしまったことは間違いない」と供述しているという。同署で容疑を同法違反(過失致死)に切り替え、事故原因を調べている。
 

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