埼玉新聞

 

<新型コロナ>学級閉鎖、3学級で…小中高校で感染相次ぐ 埼玉118人感染、教諭も 男女5人死亡

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは19日、新型コロナウイルスに感染していた60~90代の男女5人が死亡、新たに118人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が82人、さいたま市7人、川口市11人、川越市6人、越谷市12人。

 これまでに確認された感染者は3万5570人(チャーター便帰国者含む)、死者は733人(19日午後6時現在)。

 19日午後9時時点の重症者は34人、感染者の入院は472人、ホテル療養372人、自宅療養522人。退院・療養終了は3万3194人。

 県によると、県管轄では80代の男女2人が死亡した。19日に詳細が判明したのは未就学児~80代の男女60人。県内の小中高校では児童生徒3人、教職員1人が感染した。県教育局によると、県東部と県西部の県立学校でそれぞれ児童生徒1人が感染した。

 さいたま市によると、市内医療機関に入院していた70代と90代女性が死亡した。市内の死者は計82人。感染が判明したのは10~70代の男女7人。うち3人は家庭内感染だった。70代男性は中等症。

 川口市によると、60代男性が17日に死亡した。感染が判明したのは20~90代の男女11人。うち1人が2日にクラスター(感染者集団)が発生した市内の介護付き有料老人ホーム入所者、2人は「グリーンビレッジ安行」の入所者と職員。同施設の感染は計8人(職員2人、入所者6人)になった。

 川越市によると、感染が判明したのは20~90代の男女6人。市立小学校と中学校に通う1家族の児童生徒3人が感染し、在籍する3学級が20、21両日学級閉鎖となった。

 越谷市によると、感染が判明したのは、10歳未満の女児を含む50代までの男女12人。市は行財政部の50代男性職員が感染したと発表した。

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