埼玉新聞

 

<新型コロナ>聞き取りやすい!窓口に対話支援スピーカー 埼玉・入間市が市役所に導入、対応が円滑に

  • 職員(奥)の右手元にあるマイクで集音し、画面左下にあるスピーカーから声が聞こえる=15日午前、入間市役所

 入間市はマスク着用などで聞き取りづらい会話をスムーズに行えるように4月から市役所窓口に対話支援スピーカーを導入している。

 市によると窓口に設置された新型コロナウイルス感染拡大防止の飛沫(ひまつ)防止板やマスクを着用していることで声が聞き取りにくくなり、市民から求められたものと違う申請書を渡してしまったり、対応時間が延びてしまうなどの状況が発生していたという。

 市民課などの窓口では個人情報が含まれるため会話の秘匿性が求められる。スピーカー導入に当たっては、音を大きくするだけでなく、周波数を変調させることで聞こえ方を改善する対話支援スピーカー「コミューン」が選定された。国からの地方創生臨時交付金を活用し11セット22台が導入され、市民課や障害者支援課などの窓口に設置されている。

 「コミューン」は東京都港区の音響機器メーカー、ユニバーサル・サウンドデザイン社が開発。今年1月にテスト運用を行い、職員や利用者からは「大きな音がしなくて良い」「聞き取りやすい」などと好評を得たことから本格的に導入された。

 同市市民課の小島文夫課長は「スピーカーを導入して対応が円滑に進むようになった。窓口には多い時で1日約350人が訪れるので1人当たりの対応時間が短縮できることも大きい」と話していた。

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