埼玉新聞

 

<新型コロナ>さいたまの死者、計80人に 埼玉188人感染1人死亡…未就学児など 緊急宣言解除後で最多

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは15日、新型コロナウイルスに感染していた60代男性1人が死亡、新たに188人の感染を確認したと発表した。緊急事態宣言が解除された3月22日以来、最多の人数。新規感染者の内訳は県発表が111人、さいたま市40人、川口市20人、川越市3人、越谷市14人。

 これまでに確認された感染者は3万4916人(チャーター便帰国者含む)、死者は722人(15日午後6時現在)。

 15日午後9時時点の重症者は32人、感染者の入院は461人、ホテル療養334人、自宅療養457人。退院・療養終了は3万2609人。

 県によると、15日に詳細が判明したのは未就学児~90代の男女91人だった。

 さいたま市によると、60代男性が7日に死亡した。市内の死者は80人。感染が判明したのは、10歳未満~70代の男女40人。市内小中学校や保育施設に通う男女5人は、家庭内感染が原因だった。また医療機関からの連絡で、市建設局南部建設事務所に勤務する30代女性職員の感染も分かった。市民との接触はなく、濃厚接触が疑われる職員1人を自宅待機としている。

 川口市によると、感染が判明したのは10~80代の男女20人。重症者はいない。

 川越市によると、感染が判明したのは、20~80代の男女3人。

 越谷市によると、感染が判明したのは10代未満~90代以上の男女14人。うち6人が家庭内で、2人は職場で感染した。90代以上の男性と80代女性の2人が中等症。

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