埼玉新聞

 

桜1キロ並び、広大な菜の花畑も 埼玉・幸手の権現堂公園、訪れた客ら楽しむ「見事で予想外」

  • 菜の花畑を散策して楽しむ来訪者ら

 桜の名所として知られる幸手市の権現堂公園で、菜の花が見頃を迎えている。約2・4ヘクタールの菜の花畑は、約千本のソメイヨシノが1キロにわたり並ぶ桜堤に沿って広がり、訪れた人たちの目を楽しませていた。

 さいたま市から夫婦で訪れた男性(72)は「桜の見納めにと足を運んだが、これほどみごとな菜の花畑を見ることができたのは予想外だった。広々とした公園なのでコロナ禍でも安心して利用できる。ここでは四季折々の花が楽しめるので、毎シーズン足を運び季節の花々をめでたい」と話していた。

 同公園は、一年を通して花を楽しめる公園づくりを目指し、桜や菜の花の後は、6月にアジサイ、9月にマンジュシャゲ、1月にスイセンと四季折々の花を植栽。昨年からは、菜の花と同じ場所で7月に開花するヒマワリの植栽を始め、今年も菜の花を10日に刈り取り、種まきに着手する予定だという。

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