埼玉新聞

 

<新型コロナ>感染友人とバーベキューした若者など…埼玉86人感染 県南の県立学校で女性教諭も

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは5日、新たに86人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。100人を下回ったのは3月22日以来となる。新規感染者の内訳は県発表が44人、さいたま市8人、川口市21人、川越市4人、越谷市9人。

 これまでに確認された感染者は3万3493人(チャーター便帰国者含む)、死者は704人(5日午後6時現在)。

 5日午後9時時点の重症者は37人、感染者の入院は501人、ホテル療養311人、自宅療養390人。退院・療養終了は3万1343人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは10~80代の男女32人。感染者を含む4人以上の友人同士で3月下旬にバーベキューをして感染した若者や、男性が友人との会食で感染したとみられるケースがあったという。感染者が出ている県内高齢者施設の利用者と職員3人が感染した。南部地区の県立学校では30代女性教職員が感染した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは20~80代の男女8人。50代女性は市内医療機関に勤務する介護職で、同居家族に陽性者がいた。濃厚接触者はいないと判断されたが、同僚職員5人を検査する。

 川口市によると、感染が判明したのは10~90代の男女21人。重症者はいない。5人はクラスター(感染者集団)が発生した介護付き有料老人ホームの関係者(入所者3人、職員2人)。同ホームの感染者は計30人(入所者21人、職員9人)となった。

 川越市によると、感染が判明したのは10~40代の男女4人。

 越谷市によると、感染が判明したのは20~80代の男女9人。

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