埼玉新聞

 

十万石饅頭、わたぼくコーヒー、「行田の餃子」など勢ぞろい 行田の観光物産館リニューアルオープン

  • 特産品の足袋などが店内に並ぶ「観光物産館ぶらっと♪ぎょうだ」=行田市忍2丁目

 行田おもてなし観光局(埼玉県行田市)が運営する「観光物産館ぶらっと♪ぎょうだ」が1日、行田市商工センター1階にリニューアルオープンし、セレモニーが行われた。これまでの「観光情報館」から名称を変更。物産販売を強化し、市内の土産物が勢ぞろいしている。

 「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち」として日本遺産に認定されている行田らしく、店内の内装は和モダンをイメージ。おしゃれなデザインの足袋や、アフリカを思わせるカラフルな色柄の南河原地区のスリッパをはじめ、行田の地粉を使った「行田の餃子」、奈良漬、十万石饅頭(まんじゅう)、わたぼくコーヒーなど50社150種類の商品をそろえている。

 4月中に酒類販売免許を取得し、横田酒造や川端酒造など、市内の地酒や地ビールも販売する。

 セレモニーでは石井直彦市長と、同観光局理事長の細井保雄・行田商工会議所会頭がテープカット。石井市長は「街をにぎやかにする起爆剤として、あらゆる業者が結集してくれた。行田の恵まれた観光資源を生かしていきたい」と話した。

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