埼玉新聞

 

<新型コロナ>感染者とカラオケした20代男性も…埼玉132人感染1人死亡 サークルの集まりに陽性者

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは1日、新型コロナウイルスに感染していた80代女性1人が死亡、新たに132人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が73人、さいたま市29人、川口市14人、川越市4人、越谷市12人。

 これまでに確認された感染者は3万2960人(チャーター便帰国者含む)、死者は701人(1日午後6時現在)。

 3月31日午後9時時点の重症者は36人、感染者の入院は479人、ホテル療養313人、自宅療養331人。退院・療養終了は3万0708人。

 県によると、感染の詳細が判明したのは未就学児~80代の男女58人。20代男性は感染者と共にカラオケを利用していた。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~90代の男女29人。40~50代の女性3人は市内の保育施設の職員で、同じ作業をしていた。施設に濃厚接触者はいないという。市立小学校の男子児童、市立中学校の男子生徒はいずれも家庭内感染だった。

 川口市によると、入院中だった80代の女性が2月12日に死亡した。女性の居住地と入院先の病院はいずれも市外で、かかりつけの診療所が市内だったことが届け出の遅れにつながったという。感染が判明したのは20~60代の男女14人。

 川越市によると、感染が判明したのは60~80代の男女4人。

 越谷市によると、感染が判明したのは20~80代の男女12人。うち2人が家庭内で感染したほか、70代の女性はサークル活動の集まりの中に陽性者がいた。

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