埼玉新聞

 

イオンスタイルせんげん台がリニューアル 埼玉・越谷、健康志向に対応したサービス拡充 利便性を向上

  • 生鮮売り場には地場の野菜の特設コーナーも=19日、越谷市

 イオンリテールは19日、「イオンスタイルせんげん台」(埼玉県越谷市)をリニューアルオープンした。

 半径2キロ圏内の近隣団地などに住むファミリー層や65歳以上の高齢者を主要客として想定し、日々の生活に欠かせない食料品や日用品のほか、近年高まる健康志向に対応した商品やサービスを拡充した。

 同店は1988年10月開店で、長年近隣住民の生活インフラとして商品を供給しており、更なる利便性の向上のため営業を続けながら約2カ月かけて段階的な改装を行った。

 店内には、専用スマートフォンで商品バーコードを読み商品と値段を登録することでレジに並ばずに会計ができる買い物システム「レジゴー」を導入。レジ待ち時間短縮や新型コロナ感染対策につなげる考えだ。

 売り場は階層ごとにカテゴリーをすみ分けることで利用客の利便性を追求した。食料品は地場の農産物など生鮮食品の売り場を拡充し、コロナ禍で拡大している内食需要に対応。日用品関連では、家電や大型家具などの売り場を縮小させ、生活雑貨など日常の暮らしに必要な商品の売り場を1・6倍に、衛生品の売り場を1・4倍に拡大した。

 また、健康志向に対応しフィットネススタジオは規模を改装前比1・6倍に拡大。そのほか、豆乳などの大豆製品を中心とした健康飲食料品、スポーツウェア、医療品など全カテゴリーを通して利用客の健康をサポートする商品を多く取りそろえ、地域住民に根差した店舗運営を加速させる。

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