埼玉新聞

 

粒あんたっぷり、通常より大きい渋沢栄一どら焼き お菓子の店ねだち、手焼きで1日に200個販売

  • 渋沢栄一どら焼き

 「お菓子の店ねだち」にしか売っていない渋沢栄一どら焼き。2019年4月に近代日本経済の父と言われている埼玉県深谷市出身の郷土の偉人、渋沢栄一が新1万円札の肖像に決まったのと同時に販売を始めた。

 国産高級小麦粉をブレンドし、市内養鶏場の卵を使って生地を作る。生地は手焼きで、1日に200個しか作れない。通常のどら焼きより一回り大きい直径9~9・5センチのふんわりした生地の中に北海道産の粒あんがたっぷり入り、生地とあんこの相性も抜群。焼き印で栄一の肖像画なども入り、ひときわ目を引く。

 さらにギフト箱には「10000」と栄一の顔の間の白い部分に栄一の透かしも入る。帯も付いて札束そのもの。見ているだけで楽しい。栄一とどら焼きが一度に楽しめ、贈り物にもお薦め。

 3代目根立丘(たかむ)さんは「新1万円札の肖像になる渋沢栄一はこういう人というのをどら焼きを通して伝えたい」と作り続ける。

 【メモ】「お菓子の店ねだち」深谷市田谷98の3(電話048・572・3404)。月曜休み。1個180円(税込み)、5個入り1120円(同)。

ツイート シェア シェア