埼玉新聞

 

黄金色に輝くヤマブキ満開、近くに水車 広がる水面、人々集まる公園必見 周辺のイベントもオススメ

  • 園内を美しく彩るヤマブキと水面の花いかだ=16日、越生町如意の山吹の里歴史公園

    園内を美しく彩るヤマブキと水面の花いかだ=16日、越生町如意の山吹の里歴史公園

  • 園内を美しく彩るヤマブキと水面の花いかだ=16日、越生町如意の山吹の里歴史公園

 越生町如意の山吹の里歴史公園で16日、ヤマブキの花が見頃を迎えた。江戸城や川越城を築いた室町時代の武将太田道潅が、若き日に娘と出会った山吹伝説の地の一つとされる場所に町が整備した同公園。広さ8千平方メートルほどの園内には、約2500株のヤマブキが植えられている。

 一重の花が満開となり、八重も咲き始めた。ヤマブキが春の日を受けて黄金色に輝き、水車小屋脇の水面に広がる桜の花いかだと競演。人々の目を楽しませてくれる。

 町産業観光課によると、開花の進みは平年並みで、一重は4月下旬まで見頃。八重は5月上旬ごろ満開になる予想という。同課の担当者は、「五大尊つつじ公園でも祭りが始まった。町内を巡りながら、春の花々を観賞していただきたい」と話していた。

 問い合わせは、越生町観光協会(電話049・292・1451)へ。
 

ツイート シェア シェア