埼玉新聞

 

厳冬期の氷の芸術がライトアップ、試験点灯で闇夜に浮かぶ 横瀬・あしがくぼの氷柱、5日オープン

  • ライトアップの試験点灯で浮かび上がった「あしがくぼの氷柱」=4日午後5時半ごろ、横瀬町芦ケ久保

 横瀬町芦ケ久保の「あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)」が5日にオープンする。4日には週末や祝日に行うライトアップの試験点灯を実施し、自然の寒さで生み出す氷の芸術が闇夜に浮かび上がった。

 町観光・産業振興協会氷柱部会による厳冬期の誘客事業で、今年で6年目。上流の沢から水を取水し、スプリンクラーやホースの穴から散水して氷柱を育てる。氷柱の高さは平均30メートルで、幅は約200メートル。今年は新たにLED(発光ダイオード)ライトを10基増設し、40基の光の色が変化する幻想的な氷柱が楽しめる。

 2月24日まで。午前9時から午後4時で、金土日・祝日限定のライトアップは日没から午後8時まで。環境整備協力金は中学生以上300円。アクセスは西武秩父線芦ケ久保駅から徒歩10分。

 問い合わせは、町ブコーさん観光案内所(電話0494・25・0450)へ。

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