埼玉新聞

 

第三者性欠け、報告書は水準以下…さいたまの小学校いじめ重大事態、再調査へ 被害男児は現在も不登校続く

  • いじめの重大事態を再調査する第三者委員会の初会合が開かれ、4人の委員が出席した=18日夜、さいたま市役所

    いじめの重大事態を再調査する第三者委員会の初会合が開かれ、4人の委員が出席した=18日夜、さいたま市役所

  • いじめの重大事態を再調査する第三者委員会の初会合が開かれ、4人の委員が出席した=18日夜、さいたま市役所

 埼玉県さいたま市立小学校で2021年度に、いじめの重大事態として認定された事案について、いじめ防止対策推進法に基づく、市長による再調査を行う第三者委員会の初会合が18日夜、市役所で開かれた。委員長に選出された獨協大の市川須美子名誉教授(教育法)は終了後、報道陣の取材に応じ、学校側の設置した第三者委の調査について、「第三者性が欠け、調査を尽くすという点で少し甘かったのではないか。報告書としては水準に達していない」と指摘した。

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