埼玉新聞

 

コープみらい、陸上養殖で生産のサーモン販売 凝縮されたうま味特徴、病気の侵入のリスクなく生産可能

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 スーパーのコープみらい(埼玉県さいたま市南区)は、埼玉、東京、千葉の1都2県計8店舗で陸上養殖によって生産されたサーモン「おかそだち生サーモントラウト」の販売を22日までに開始した。同市岩槻区の養殖事業を展開するFRDジャパンが生産し、刺身やすしとして土、日曜日に数量限定で店頭に並ぶ。

 「おかそだち生サーモントラウト」は、凝縮されたうま味が特徴で、人工海水のみを循環させた同社独自の陸上養殖システムを使用。水温や水質、えさなどの飼育条件を管理することができ、外界の影響を全く受けないため、病気の侵入リスクがなく安定生産が可能となっている。

 さらに海水などを使わず冷却コストが不要になることから、電気代を大幅に削減可能で環境保全による水産資源確保の取り組みにもつながる。

 コープみらいではこの取り組みを足掛かりに、持続可能な水産物を利用した商品の開発と普及を進めていくとしている。

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