埼玉新聞

 

<新型コロナ>20代の消防隊員など101人感染 戸田中央総合病院の入院患者ら男女5人死亡

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは22日、新型コロナウイルスに感染していた5人が死亡し、新たに101人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表75人、さいたま市12人、川口市8人、川越市1人、越谷市5人。

 累計感染者は2万8757人(チャーター便帰国者含む)、死者は526人(22日午後7時現在)。

 21日午後9時時点の重症者は39人、感染者の入院は768人、ホテル療養247人、自宅療養645人。退院・療養終了は2万6390人。

 県によると、戸田中央総合病院の入院患者1人を含む70~90代の男女4人が死亡した。県管轄で詳細が判明したのは10歳未満~90代の男女63人。重症者はいないという。尾内内科神経科病院(三郷市)では職員1人が感染し、計110人となった。狭山市や入間市、県外の20~90代の5人は県内医療機関の職員や入院患者で、同機関の関係者の感染は67人になった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~90代の男女12人。90代無職女性、いずれも80代無職の男性2人と女性1人は市内のグループホームの入居者で、感染者は計8人となった。

 川口市によると、10歳未満の未就学児男児から60代のアルバイト女性まで8人の感染を確認した。また、21日に南消防署鳩ケ谷分署隊員の20代男性の感染が分かった。16日に家族の感染が分かって以降、同職員も一緒に自宅待機していた。職場に濃厚接触者はいないという。

 川越市によると、20代の会社員男性の感染が確認された。

 越谷市によると、80代女性が19日に死亡した。新たに感染が判明したのは20~40代の男女5人。

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