埼玉新聞

 

大河ドラマ館と郷土の偉人をPR 渋沢栄一ラッピングカー、誕生日に公開 新1万円札を祝う文字も

  • 渋沢栄一の生誕181年を記念し制作されたラッピングカー

 埼玉県深谷市の「大河ドラマ『青天を衝(つ)け』深谷市推進協議会」は郷土の偉人、渋沢栄一翁の誕生日の13日、「渋沢栄一ラッピングカー」を公開した。

 ラッピングカーは、市職員によるシティプロモーションの会議で提案され、同協議会が協力。栄一翁をPRするデザインになっている。

 車は軽ワゴンでスピーカー付き。左側面には、旧渋沢邸「中の家(なかんち)」の敷地に建てられている若き日の栄一翁の銅像写真、幼い栄一翁が地元の諏訪神社で舞ったとされる獅子舞もデザイン。

 右側面には市イメージキャラクター「ふっかちゃん」と栄一翁、深谷のレンガやチューリップなどのイラストが描かれている。ボンネットの上にも「祝 新1万円札 渋沢栄一」の文字が入る。

 新型コロナウイルス感染症の状況にもよるが、市内を巡回しながら栄一翁と16日に開館する大河ドラマ館を市民にアピールしていく。

ツイート シェア シェア