埼玉新聞

 

ベルク、「埼玉150周年記念弁当」発売 大野知事、店頭でPR「ボリュームありながらも繊細な味」

  • 来店客に弁当の魅力を説明する大野元裕知事=9日、さいたま市南区のベルク浦和根岸店

 大野元裕埼玉県知事は9日、スーパーのベルク浦和根岸店(さいたま市南区)を訪れ、県誕生150年を記念して作られた「埼玉150周年記念弁当」の販売促進を行った。大野知事自ら県産食材を使ったメニューを紹介し、買い物客にPRした。

 弁当は昨年11月から3カ月かけて開発。県内全域で周年を祝う機運が高まるよう、狭山市などのサトイモを使用したコロッケや秩父地域の名物しゃくし菜漬けなど各地の食材や料理を入れた。県産食材を使うことで、新型コロナウイルスの影響を受け、外食向けの需要が落ち込む生産者を後押しする狙いもある。

 知事は「弁当はボリュームがありながらも繊細な味付け。若い方からお年寄りの方まで楽しんでいただけると思うので、この機会に県のおいしい食材を堪能してほしい」と呼び掛け、原島社長は「埼玉は緑の野菜が豊富なので、弁当全体の色味のバランスにはこだわった。ここから11月の県民の日まで盛り上げ続けたい」と意気込んだ。

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