埼玉新聞

 

<お持ち帰りグルメ>“大人の美味”おつまみセットも 浦和の「和つき」 日替わり弁当は食べ応え十分

  • 日替わり弁当の中でも幅広い世代から人気の唐揚げ弁当

  • 店主の佐藤雅幸さん

 高校卒業後に東京・銀座の高級日本料理店などで修業を積み、居酒屋チェーン店の商品開発にも携わった佐藤雅幸さん(48)が2018年12月にオープン。希少な日本酒や焼酎を取りそろえる和食店として地域住民に愛されている。

 緊急事態宣言を受け、1月中旬からテークアウトで弁当を始めた。こだわりは手作り。鳥の唐揚げ、サバの煮付け、サケのハラス焼きなど、日替わりで3~4種類を販売する。弁当はそれぞれメーン料理のほかに、だし巻き卵やなす田楽、季節の煮物など、7~8種類のおかずが入る。食べ応え十分で、「いろいろな味をお腹(なか)いっぱいに食べてほしいから」と雅幸さんは説明する。

 時短営業となって「家呑(の)み」層をターゲットに、アボカドのチーズ和(あ)えやクリームチーズ西京漬けなど“大人の美味”をそろえたおつまみセットも販売。夜のテークアウトとして常連客に好評だという。

 昼の日替わり弁当は900~1000円(税込み)で、毎日午前10時半に店のホームページでメニューを公開。

 「コロナが収束したら、出来立ての味を店で味わって」と雅幸さん。一緒に店を切り盛りする妻の博実さん(50)は「おいしいものばかりをそろえたお弁当なので、ぜひ味わってほしい」と話している。

 【メモ】和つき さいたま市浦和区岸町3の16の7 蓮見ビル1階(電話048・711・8116)。営業時間は午前11時50分~午後1時半、午後5時~同8時。月曜休み。JR浦和駅西口から徒歩約10分。

ツイート シェア シェア