埼玉新聞

 

<新型コロナ>253人感染9人死亡 さいたまの認定こども園は計7人感染、三郷の病院は計79人が

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは26日、新型コロナウイルスに感染した60~100代の男女9人が死亡し、新たに253人の感染が確認されたと発表した。感染者の内訳は、県発表163人、さいたま市42人、川口市23人、川越市6人、越谷市19人。

 累計感染者は2万3848人(チャーター便帰国者含む)、死者は320人(26日午後7時現在)。

 25日午後9時時点の重症者は90人、感染者の入院は897人、ホテル療養312人、自宅療養3548人。退院・療養終了は1万8278人。

 県管轄で詳細が判明したのは未就学児~90代の男女145人。尾内内科神経科病院(三郷市)では患者4人が感染し、計79人となった。別の県内医療機関では職員や患者4人が感染した。接待を伴う飲食店の従業員の男性1人も感染したという。県西部福祉事務所の20代男性職員、東部地区の県立学校の20代女性教職員も感染した。

 さいたま市によると、いずれも市内の医療機関に入院していた80代無職女性が21日に、80代無職男性が23日に死亡した。いずれも基礎疾患があったという。市内の死者は37人となった。感染が判明したのは10歳未満~90代の男女42人。90代無職女性は市内の有料老人ホームの入居者で、男性職員が既に感染していた。10歳未満の女子児童は市内の認定こども園の利用者で、感染者数は計7人となった。

 川口市は10代女子中学生から90代無職男性まで23人の感染を確認した。

 越谷市によると感染が判明したのは未就学児1人を含む10歳未満~60代の男女19人。うち6人が家庭内、3人が知人から、2人が職場内で感染した。

 川越市によると、60代男性と80代女性の2人が死亡したほか、30~60代の男性6人の感染を確認した。

ツイート シェア シェア